今回は、RT2600acでも同じようにOpenVPNの設定を行っていたのでその時の内容を記事にします。
必須ではないですが、前回にDDNSの設定も行っていますのでよろしければそちらも参考にしてください。
また現行機器のASUS社製TUF-AX5400でのOpenVPNの設定も以前に行っていますので、そちらと照らし合わせていただけますと、何となく共通事項などが見えてくるかなと思います。
VPN Plus Serverのダウンロード
Synology社のSRMという管理画面ではプラグイン方式を採用しているようで、利用者のニーズに応じて必要なアプリをインストールする形式になっているようです。
そのためまずは専用アプリをダウンロードする必要がありますので、以下のパッケージセンターから追加しておきます。
OpenVPNの設定
ダウンロードした「VPN Plus Server」をクリックし、管理画面を開きます。
管理画面上で左側の分類から「標準VPN」をクリックし、続いて表示されたページから「OpenVPN」タブをクリックします。
すると「OpenVPNサーバーを有効にする」というチェックがありますのでこれをチェックONにして下さい。
基本的にはこれだけでオッケーですので、そのまま画面右下の「適用」をクリックします。
適用後に、外出先からこのルーターに接続するための証明書情報などが入った”プロファイル”と呼ばれるファイルをダウンロードしておきます。
ここは同じ画面の下部にある「エクスポート構成」をクリックするだけです。
ダウンロードしたプロファイル”VPNConfig.ovpn”を更新する
RT2600acからのプロファイルダウンロードはzipファイルになっていますので、まずはその中にある”VPNConfig.ovpn”というプロファイルをzipファイルから取り出します。
私のパソコンは別のアプリを入れているために”VPNConfig.ovpn”のアイコンデザインが違いますが、皆様はもしかしたら普通のメモ帳と同じアイコンかもしれません。
同封されている”README.txt”は簡単な使い方メモなので、特に必要ありません。
メモ帳などで”VPNConfig.ovpn”プロファイルを開くと、4行目に「remote YOUR_SERVER_IP 1194」と書かれていると思います。この「YOUR_SERVER_IP」の部分を、自身のグローバルIPと呼ばれる数字グループに変更します。
私と同じようにDDNSの設定を行っている場合は、そのDDNSサービスで設定した”ホスト名”をこの場所に記入します。
ホスト名は利用するDDNSサービスによって名称が違う可能性がありますが、私が設定したNo-IP.comの場合はhostnameという項目になります。
iPhoneにOpenVPNを設定する
ここからのiPhone側でやる作業は、以前記事にしましたTUF-AX5400でのOpenVPNの後半と同じなので割愛します。
お疲れさまでした!